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「千里山.NET」」の誕生の経緯と、今後の方向性や夢を語る
「千里山.NET」起ち上げの経緯 現状と課題 方向性と夢


見知らぬ街でした
 僕は千里山に住み始めて20年近くになりますが、以前は休日は別として深夜ほとんど寝に帰るだけの街でした。2001年にフリーランスのデザイナーとして独立するまでは、吹田市津雲台に当時あったデザイン事務所「クリエイティブ飛行船」でデザイニング・マネージャーをしており、責任ある立場上なかなか早い時間に帰宅するわけには行かなかったのです。
 そんなわけで自分が住んでいる千里山のことについても良く知らず、また日頃お付き合いする住民も、行きつけの市場の方や休日にたまに訪れる喫茶店のマスターくらいでした。興味を持って街を見歩くことなど考えもしなかったのです。
 会社員や学生さんに限らず主婦の方達の中にも、今も当時の僕と同じような人達は多いのではないでしょうか。休日には梅田や神戸また京都へと出かけていくには千里山は便利な街でもありますから‥‥。


商店街ガイドマップ
 2001年にデザインスタジオ「スカイフルスターズ」を設立した頃から、千里山駅周辺で昼食を摂る機会も多くなり、アイデアに詰まったりパソコン作業が続いたりすると、よく気分転換に“サードプレイス”のひとつのカフェに行きました。そこで「千里山商栄会」の漆谷会長(当時) に紹介され、商店街ガイドマップの企画を依頼されたのですが、思えばそれがWEBサイトの起ち上げまで繋がっていくことになりました。
 しかし振り返れば千里山のことは何も知らない自分がいました。そこで取り敢えず地域を隈無く歩き回り、地勢的なことやお店・事業所の情報を収集するのと平行して、街の成り立ちや歴史的な特徴を自分なりに捉えなおしてみました。そのようなことを繰り返す中で、徐々に千里山の魅力を再発見しそのアイデンティティーを凝視めることになりました。
 商店街ガイドマップのテーマとなった“夢・宙・遊・泳(ゆめそら)”は、会長の「まちを人が泳ぎ回ってくれたら‥‥」という活性化への願いをキャッチコピーとしたものです。2002年7月に先ず10000部が発行され、現在第2改訂版5000部が千里山駅や周辺のお店などで配布されています。
  翌2003年春、季刊『くおーたりー吹田』で千里山商栄会の特集が組まれ、商店街ガイドマップが採りあげられ話題になりました。また2005年ちさと図書館で開催された「商業活性化シンポジウム」で、コーディネーターを務められた吹田市産業コンサルタント中坊久継氏にも高い評価を頂きました。
 そして商店街ガイドマップの延長上にWEBサイト化の企画提案をし、執行部の方達にその意義を認めて頂きましたが、残念ながら予算的な制限の中で実現はされませんでした。

多くの交流の中で
 その後、入会した「千里山商栄会」以外にも「千里山まちづくり協議会」やドイツ国際平和村を支援するボランティアの「ペイフォワード倶楽部 」、子育て支援グループの「CoCoステーション」や国際交流NPOの「SING」、また音楽イベント「千里山グルービーブルーム」を企画運営してくれた学生グループなど、多くの千里山人との交流が広がる中で、何か自分にできるまちづくりは無いのだろうかという思いが生まれました。
 その一つが地域密着のトータルな情報インフラを作ること、多くの住民の活動のための情報発信と交流の場づくりをすることでした。街の多様な情報にはもちろんお店や事業所からの発信が含まれ、それには商店街ガイドマップのデータがそのまま活用できるということで、自分がそのことをするのが一番自然なのかなと、その後の大変さも余り想像せずに、2006年1月から「千里山.NET」を起ち上げることになりました。

「千里山.NET」の現状と課題 起ち上げの経緯 方向性と夢


幅広いコンテンツ
 ボランティアやNPOの人達、千里山まちづくり協議会、そして学生グループなど多くのまちづくりの仲間達との出会いの中で、徐々に「千里山.NET」の全体像が見えてきました。そして商店街の情報ばかりではなく、イベントやボランティアなど住民の求める生活情報や街の案内・歴史なども含め、幅の広いコンテンツを志向するようになりました。
 現在「千里山.NET」のサイト構成は、以下のように9つに大きく分類されています。そして各項目が5つの詳しいコーナーに分けられ、45もの多様な情報コンテンツで構成されています。また、それぞれにサブページへのリンクが設けられ、様々に楽しんで頂ける全体像になっています。

 商店街 商店街ガイドマップ キャンペーン情報 NEWショップ紹介 プチページ(簡単なお店紹介) 千里山商栄会
 自治会 自治会 まちづくり協議会 駅周辺開発懇談会 福寿会 東京千里山会
 公共・学校 市報すいた 図書館 社会福祉 消防・交番 学校
 ボランティア

ボランティア NPO・NGO サークル 教室 タウン誌

 イベント イベント情報 音楽祭 フリーマーケット 文化祭 国際交流
 街並み案内

街並み案内 緑地・公園 坂道・石段 桜・草木 ウォーキング

 歴史・文化 街の歴史 想い出写真館 千里山人 ギャラリー RABINI
 リンクス コラボレーション ホームページ紹介 ブログ紹介 生活情報リンク 地域活性化リンク
 ネット放送局 ビデオ情報 音楽配信 千里山の音 LIVE中継 アーカイブ
 ブログ 千里山ブラウズ

 街並み風景や歴史などの他に、絵小説『RABINI』や音楽配信レーベル『LIP-FLY』など、エンターテイメント的な創作コンテンツにも広がっています。またLIVE中継といったインターネットを活用(Casvee)した街の情報活性化も模索しています。
 「千里山.NET」は2006年11月、ケーブルWESTのWEBサイト訪問番組『知っとこネット! 2』で紹介されました。これは現在録画でご覧頂けます。


情報のネットワーク
 もちろん情報を発信する個人やグループがそれぞれのWEBを活用し、独自に詳しい情報を発信することが基本的には求められていますが、それを補完する地域ポータル的な総合サイトの必要性も同時に重要だと考えています。また相互に連携することにより情報のネットワークを密にしていくことも、これからの時代の住民の福祉には欠かせないポイントだと思います。
 現在「千里山.NET」ではお店や事業所のWEBサイトへのリンクはもちろん、その他の個人やグループのホームページとブログに関しても、 「リンクス」で全てのWEB情報を調査し紹介掲載しています。また千里山以外の吹田市や北摂エリアの主要な情報についても、「生活情報リンク」のサブページとして掲載しています。
 千里山の多くのお店や事業所のホームページや、ボランティアグループの公式ブログ、そして個人のブログ仲間などと、相互リンクの地域ネットワークが構築されつつあります。その成果としてグーグルやヤフーのキーワード検索「千里山」で上位表示をさせて頂き、地域ポータルとして内外から多数のアクセスを数えています。これからも「千里山.NET」の活用価値がより一層高まるよう、「楽しく役立つ情報」を意識していきたいと思います。

情報の深化と連携
 上記のように幅広い情報コンテンツで一応構成されるサイトとなりましたが、当然のことですが日々の情報の陳腐化に加え、より詳しい情報を求めるユーザーにはリピートして貰えないサイトになってしまう危惧もあります。それは総合ポータルサイトとしては仕方のないことかも知れませんが、自らもより深く詳しい情報にしていく努力を続けるとともに、個別の情報WEBサイトとの連携を密にしてコラボレーションしていくことを積極的に進めていきます。
 例えば「プチページ」で簡単なお店や事業所の紹介ページを作成掲載できるのですが、まだ積極的な活用がされていません(というか余り知られていません)。今後はプチページをお薦めすることも商店街情報の深化と捉え推進していきたいと思います。

 また「ブログ掲示板」など の利用も活発ではありません。これらも存在を知られることが前提ですので、先ずその辺りから始めていこうと思います!

3つのWEBLOG
 「千里山.NET」はイベントや定期的な情報があり、情報の更新が行われる場合以外はある意味では静的なサイトですので、千里山のコアで動的な情報をお伝えできるブログを組み合わせています。「千里山ブラウズ」はそのタイトル通り千里山を“立ち読み”していく感じで、様々な情報や日々の千里山風景をスナップしていく記事を縦軸に、個人的なものも交えながら気楽な読み物をイメージし、2006年1月の「千里山.NET」の始まりとともに“ほぼ毎日更新”を続けています。
 「千里山.NETブログ」は阪急電鉄の企画運営ブログサイト「バーチャル駅長」 で、2007年2月からスペシャルブログとして掲載させて頂いており、記事は主に「千里山ブラウズ」のミラーサイトの位置付けです。阪急沿線一帯に読者が広がることで、千里山の情報発信サテライト的な効果を期待しています。
 第3のブログとして「みんなで発信! 千里山ブログ」を2007年3月から提案しています。このブログは千里山人が自由に情報や意見を投稿できることが特徴で、QRコードを街の掲示板などで公表することで携帯電話によるモバイル投稿も可能となっています。お店や事業所からのお知らせや、ボランティアやサークルのメッセージ、また季節の街並み写真など自由な発想の多様な投稿で賑わっています。
「みんなで発信! 千里山ブログ」の運営は「千里山ブログ村」というブログ教室とのコラボレーションですが、このような試みを通してブログ仲間が増えることで、千里山のバーチャル・コミュニティーが活発になることが大いに期待されます。
 以上のブログ活動により2007年5月、産経新聞『ブロガー白書』に採りあげられました。

「千里山.NET」の方向性と夢 起ち上げの経緯 現状と課題


交流の場をめざして
 「千里山.NET」を街の活性化のコアの一つとして、情報発信の場とともに住民の皆さんの交流の場として育てて貰えたら幸せに思います。そういう意味ではブログのコメントやトラックバックなど、双方向性のコミュニケーション機能を活用した、「ブログ掲示板」の認知度が高まることも重要です。
 デザインスタジオ「スカイフルスターズ」のコンセプトの一つに“人と人を繋ぐ”というテーマがあります。「千里山.NET」も一つのデザイン・プロデュースとして捉えれば、交流の場づくりを通して一貫したコンセプトを追求していることになるのでしょうか。
 また、起ち上げてから2年間でベースとなる部分は構築できたと思われます。これからは僕ひとりの運営ではなく「千里山.NET」を広く開放することにより、もっと多くの仲間にサイトづくりに参加して貰ったり、一緒に「千里山.NET」発の企画やイベントなども投げかけていければと思っています。

「地域萌え」ネットワーク
 グローカルという言葉があります。これはグローバルとローカルの造語で、地域は決して孤立したものではなく、ネットワークにより大きな価値やパワーさえ持ち得るのではないかという意味にも解釈できます。「千里山萌え」として非常にローカルなものを掘り下げる楽しさと、同じような地域情報サイトが交流し理解し合い、相互に繋がっていく可能性にはまりつつあります。「地域活性化リンク」はそのような思いを託したページになります。新たに「地域萌え」 のリンク登録サイトの企画も暖めています。

ミニコミ誌の発行
 「千里山.NET」と連動したミニコミ誌の発行を考えています。年2回でも季刊でも良いので、ショップ情報や千里山人へのインタビュー、ボランティア・サークル情報など、まちづくりをテーマにした楽しいものにしたいと思います。

 

管理者 : スカイフルスターズ  
 
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